【保存版】歯医者に行ったあとのやってはいけないこと|治療後のNG行動まとめ
「治療が終わったから、もう安心」…それ、本当に大丈夫?
歯医者さんでの治療が終わると、ほっと一安心しますよね。
でも、実は治療直後の過ごし方にこそ注意が必要なのをご存じですか?
この記事では、歯医者に行ったあとのやってはいけないことをやさしく、わかりやすく解説。
ついやってしまいがちなNG行動から、トラブルを防ぐポイントまで網羅しています。
1. 治療後すぐに食事をとるのはNG
特に麻酔を使った治療後は、最低1〜2時間は食事を控えることが推奨されます。
なぜ控えるべき?
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麻酔で感覚が鈍っている → 唇や舌を噛んでしまう危険
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詰め物や仮のかぶせ物が外れやすくなる
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傷口から感染のリスクが高まる
✅対策:唇や舌の感覚がしっかり戻ってから食べましょう。
2. 飲酒・喫煙は24時間NGが基本
治療後、特に抜歯や外科的処置を受けた後の飲酒・喫煙は絶対に避けたい行動です。
その理由は?
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血流が活発になり、出血が止まりにくくなる
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傷の治りが遅れる
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感染症や炎症の原因になる
「たった一杯くらい…」と思っても、治癒力に大きな差が出ることも。
3. 激しい運動・入浴・サウナ
治療当日は、激しい運動や長風呂、サウナなどで体温を上げすぎないようにしましょう。
その理由は?
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血流が促進され、治療箇所からの再出血の原因になる
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術後の腫れや痛みが悪化する可能性も
✅対策:ゆっくりシャワーを浴び、安静に過ごすのがベスト。
4. 治療した側での咀嚼
たとえ麻酔が切れても、治療した側の歯で食べ物を噛むのは避けるべきです。
リスク
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詰め物がまだ完全に固定されていない可能性
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かぶせ物に過度な圧力がかかり破損することも
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歯ぐきが腫れているときは痛みの再発を招く場合も
できるだけ反対側で咀嚼し、柔らかい食べ物を選びましょう。
5. 舌や指で治療部位を触る
つい気になってしまいがちな治療箇所。
でも、舌や指で頻繁に触るのは絶対NGです。
理由
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細菌が入り、炎症や感染につながる
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詰め物・仮蓋がズレる・取れる原因になる
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傷口の治癒が遅くなる
✅気になっても、無意識に触れないよう意識を。
6. 歯磨きを完全に休んでしまう
「今日は治療したから歯磨きしなくてもいいかな」と思いがちですが、これは間違いです。
正しいケアは?
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傷のない部分はいつも通り丁寧にブラッシング
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治療箇所は医師の指示に従ってやさしくケア
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マウスウォッシュは刺激が強いタイプは避ける
✅清潔な口腔環境を保つことが、回復への近道です。
よくあるQ&A:患者さんが不安に思いやすいこと
Q. 抜歯したあと血が止まらない気がするけど大丈夫?
→ ガーゼを軽く噛んで圧迫止血を。それでも出血が続くようなら、すぐに歯科に連絡を。
Q. 治療後、熱が出たら?
→ 微熱程度なら様子を見ても大丈夫ですが、発熱が続いたり痛みが増す場合は必ず受診を。
【要注意】歯医者に行く前にやってはいけないこと|知らないと損する5つの行動
歯医者のあとは「やってはいけないこと」を知るのが大事!
治療が終わったからといって油断すると、せっかくの治療が無駄になることもあります。
治療直後の過ごし方で、回復スピードや仕上がりに大きな差が出るのです。
最後におさらい!
NG行動 | 理由 | 推奨される行動 |
---|---|---|
治療直後の飲食 | 麻酔で感覚がない・再出血 | 1〜2時間待ってから食事 |
飲酒・喫煙 | 傷の治りが悪くなる | 最低24時間は控える |
激しい運動・長風呂 | 血流増加で出血・腫れ | 安静第一 |
舌・指で触る | 細菌感染・ズレる | 触らず自然に |
完全な歯磨き休止 | 口腔内の菌が繁殖 | やさしく丁寧にケア |